相続手続きとは、お亡くなりになられた方の人生を引き継ぐ手続きです。まずは、相続人が誰にあたるのか、相続対象財産とは何かを確定することからはじめていきます。そして、これらが確定したら、その相続財産を相続人間でどのように分けるかを協議していきます。
 遺産相続をするにあたって、法的な知識が必要となることはもちろんですが、協議によって相続人全員でどう分けるかまとまるかどうかがまず重要なポイントとなります。協議でまとまらなければ、裁判所を利用した調停・審判の手続き等の検討をしていくことが考えられます。
 
 遺言は、お亡くなりになられた方の生前の意志を残すためのものです。遺言をすることで、相続発生後の相続人間の無用のトラブルを防止したり、相続手続きをスムーズに完結させるといったメリットがあります。
 昨今、遺言をする方が増えているように感じます。財産が多くはないからといって遺言をためらう方も中にはおられますが、金額の大小にかかわらず、遺言者の意志が確認でき簡明な手続きで遺産承継できることは相続人に多大な安心感を与えるものでしょう。
ただ、遺言の内容については定め方に注意が必要です。遺言はその要式がとても厳格で、書き方ひとつ間違えば、その遺言が無効となることもあります。また、偏った遺言内容にしてしまい、他の相続人の遺留分を侵害してしまうこともあります。より確実な遺言を残すために、一度専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか。

以下のようなお悩み等あれば、ぜひ一度当事務所へご相談ください。
point048_08.gif相続手続きについて、まず何からすればいいのかわからない。
point048_08.gif相続放棄を考えている。
point048_08.gif負債があるかもしれない。
point048_08.gif相続人の間で分け方がまとまらない。
point048_08.gif相続人間で協議は出来たが、高齢等で手続きをするのが困難である。
point048_08.gif会ったこともない相続人がいることが判明した。
point048_08.gif協議がまとまらないので、調停を利用したい。
point048_08.gif財産をどう評価すればいいのかわからない。
point048_08.gif遺言の方法について知りたい。
point048_08.gif確実な公正証書の遺言でのこしたい。
point048_08.gif内縁の妻(夫)に相続財産を残したい。